現代のシーンを語る上で、シリーズ累計70作を超えて拡大を続ける『日本統一』の存在を外すことはできない。氷室蓮司を演じる本宮泰風と、田村悠人役の山口祥行。この二人が織りなすバディ関係は、単なる任侠ものの枠を越え、現代の組織論や男の友情物語として幅広い層に突き刺さっている。
本宮泰風は主演のみならず総合プロデューサーとしても手腕を振るい、徹底した現場目線でクオリティを統制する。一方、スタントなしのリアルな格闘術を叩き込む山口祥行の肉体派アクションが、画面に圧倒的な説得力を与える。二人が築き上げたストイックな制作現場からは、妥協を許さないプロフェッショナリズムが立ち上る。