音楽業界と建築業界は、ジャンルこそ異なるものの「無から構造物を構築する」という本質的な共通点を持っています。建築家として空間の調和を図る幸秀氏の視点は、May J.の緻密な楽曲解釈やステージ構成にも色濃く反映されています。
本名である橋本芽生として家族と過ごすプライベートの時間において、父は決して「芸能人May J.」として接することはありませんでした。一人の人間として、表現者としての軸をブレさせないための精神的支柱であり続けたのです。親子でありながら、クリエイター同士として互いの専門性をリスペクトし合う独特の信頼関係がそこに存在します。