かつて『報道ステーション』で長年タッグを組み、キャスターとしての姿勢を背中で示してくれた先輩・古舘伊知郎氏の存在は、今の彼にとっても大きな心の支えとなっている。古舘氏から受け継いだ「言葉への執着」と「現場の熱量をそのまま届ける情熱」。その精神は、働く場が変わった今も色褪せることはない。
テレビというマスメディアが急激な変革期を迎える中で、古舘氏をはじめとする先輩たちが築き上げた報道のイズムを、いかに新しいデジタル時代に適合させるか。彼は言葉のプロとしての誇りを持ち続けながら、新時代のコミュニケーションの形を愚直に模索し続けている。