日本の冷菓市場を牽引する巨大メーカーも、この朝の潮流に呼応している。株式会社 明治の代表的ロングセラーである「明治 エッセル スーパーカップ」は、その圧倒的な満足感とキレのある後味から、学生や在宅ワーカーのモーニングチャージ用として愛好者を増やしている。朝から大容量を少しずつ取り分け、フルーツやグラノーラに添えて食べるという新たな喫食スタイルも定番化してきた。
一方、江崎グリコ株式会社は、健康志向と適正糖質を両立させた製品開発に強みを持つ。食物繊維を豊富に配合した低糖質アイスシリーズや、パウチ容器で手軽に片手で摂取できるスムージー感覚のアイスなど、忙しい朝の動線に滑り込む商品設計が目立つ。両社のアプローチは異なるものの、朝の時間を豊かにし、1日の生産性を押し上げるという共通のゴールを見据えている。