一方で、道路管理者を悩ませ続けているのが、緑化された中央分離帯の維持管理問題だ。夏場を中心に繁茂する雑草はドライバーの視界を遮る危険があり、定期的な伐採が欠かせない。しかし、交通量の多い道路での作業は常に危険と隣り合わせであり、人手不足も深刻化している。
この課題を打ち破るべく導入が進むのが、自律走行型の小型除草ロボットやAI搭載の剪定作業車両だ。夜間の通行量が減る時間帯を狙い、画像解析で雑草の成長箇所を的確に判定しながら処理を行っていく。道路維持の現場でも、人の手を介さない自動化への足音が確実に高まっている。