2026年の大川隆法氏急逝以降、教団の最高権力者として君臨しているのが、29歳年下の後妻である大川紫央(旧姓・近藤紫央)氏です。日本銀行出身のキャリアを持つ紫央氏は、隆法氏の生前から「総裁補佐」として教団運営に深く関与し、氏の没後は理事長として組織のトップに立ちました。
ここで教団を揺るがしているのが、「教団の実権掌握」と「巨額の個人遺産相続」という二重の対立軸です。教団の宗教法人資産とは別に、大川隆法氏個人名義の著作権印税、不動産、有価証券などは膨大な規模に達します。
法定相続人は、配偶者である大川紫央氏と、5人の実子たちです。しかし、教団から離脱した宏洋氏をはじめ、実子たちへの遺産配分を巡っては水面下で激しい法的折衝や駆け引きが繰り広げられてきました。紫央氏を中心とする現教団執行部は、血縁による世襲を完全に否定し「霊的後継者」としての正統性を主張することで、実子たちの影響力を教団内外から徹底的に排除する方針を貫いています。