手軽に実践できる一方で、間違ったアプローチはかえって身体を痛める原因になる。日本リフレクソロジー協会などの専門団体は、過度な強圧による筋組織の損傷や内出血のリスクについて注意を喚起している。激痛を我慢して身体を硬直させてしまっては、自律神経を整えるどころか交感神経を刺激して逆効果になりかねない。
また、日本東洋医学会をはじめとする学術研究の場でも、ツボ刺激や反射区刺激が生体に及ぼす反射メカニズムの科学的検証が進められている。食後すぐの施術や飲酒直後、発熱時、妊娠初期の強い足裏刺激は禁忌とされているため、正しい知識を持った上での実践が求められる。プロが実践する「効かせる技」とは、力任せの破壊ではなく、相手の呼吸に同調させた深層へのアプローチに他ならない。