結婚後の和久田アナのキャリアは、さらに加速していった。夜の大型報道番組『ニュースウオッチ9』のメインキャスター就任、そして選挙特番や国家的イベントの司会など、NHKの最重要ポジションを次々と歴任。その後、産休・育休を経て『NHKニュース7』のキャスターとして復帰を果たした際にも、その揺るぎない安定感が大きな話題を呼んだ。
分刻みのスケジュールで重大ニュースを伝える報道の現場は、凄まじいプレッシャーに晒される。夫である猪俣氏自身も商社勤務で多忙を極める身でありながら、家庭内での役割分担やメンタル面のサポートを惜しまなかったという。深夜帰宅や不規則な勤務体系が続く放送業界において、精神的な拠り所となる家庭環境の存在は極めて大きかったはずだ。