物語の核心に位置するのが、ユルとアサという双子に宿る特別な力「解(かい)」と「封(ふう)」の存在だ。幼少期に離れ離れとなった二人が辿ってきた道のりは対極であり、それぞれの見ている世界もまた大きく異なる。第14話では、この二つの権能が対峙する場面で生じた違和感に、鋭い考察が寄せられている。
なぜ二人でなければならなかったのか。なぜ東村はその力を隠蔽し続けてきたのか。これまで単なる伝承と思われていた「夜と昼を統べる力」の裏には、さらなる歴史の闇が潜んでいる。妹のアサが背負う過酷な使命と、兄のユルが抱く純粋な怒りが衝突するとき、両者の運命は逃れられない交差を見せるのだ。