この世界的なカレーチェーンの礎を築いたのは、創業者の宗次徳二氏とその妻である宗次直美氏だ。1974年に名古屋市内で開業した小さな喫茶店「バッカス」で提供していた手作りカレーがすべての始まりだった。宗次直美氏が心を込めて仕込んだカレーの評判は瞬く間に広がり、やがてカレー一本で勝負を決意するに至る。
1978年、「カレーならココ一番がやっぱ一番やね!」という親しみやすいダジャレ混じりの想いから、カレーハウスCoCo壱番屋が誕生した。宗次徳二氏が貫いた「お客様第一主義」と現場での徹底した掃除、そして宗次直美氏の絶品レシピ。二人の執念とも言える情熱が、あの黄色いサインボードに命を吹き込んだのだ。