堀氏の1日は、常人の時間感覚とはまったく異なる次元で流れている。多くの人々が深い眠りについている午前2時や3時、彼はすでにフル稼働の状態だ。パソコンを開いてビジネスのタスクを片付け、趣味の時間を過ごし、さらにはジムで激しいトレーニングに汗を流す。睡眠を「一日の区切り」として捉えるのではなく、連続した活動の中にあるごく短い休息と位置づけているのだ。
彼が短時間睡眠を志したきっかけは、人生における「利用可能な時間の絶対量を増やしたい」という純粋な欲求だったという。1日18時間活動する人と、23時間半活動する人。このわずかな差は、1年、10年と積み重なることで、二度と埋められない膨大な経験値の差を生み出す。このシンプルな算数が、彼の極限的な生活を支える最大のモチベーションとなっている。