絶対的エースであるハローキティだけに頼らないマルチキャラ戦略の成功も、近年のサンリオを語る上で欠かせない。その筆頭が「クロミ」だ。
少し生意気で自分らしさを貫くクロミの姿勢は、Z世代の共感を強く呼び起こした。「Z-A-N-K-O-K-U(残酷)な可愛さ」を武器に、アジア圏を中心に爆発的な人気を獲得。さらに、昭和レトロの波に乗ってハンギョドンやポチャッコといった「懐かしキャラ」がTikTok経由でリバイバルヒットを記録した。層の厚いキャラクターポートフォリオが、特定のトレンドに左右されない安定感をもたらしている。