「長女の生きづらさ」は、現代のエンタメ作品においても強力な共感のモチーフとなっている。世界的な大ヒットを記録したディズニー映画『アナと雪の女王』のエルサは、その象徴的な例だ。自身の力を隠し、家族と王国を守るために感情を抑圧し続ける姿は、世界中の長女たちに「これは私の物語だ」と感じさせた。
また、Netflixなどで世界配信される数々のヒューマンドラマやドキュメンタリーにおいても、家族の調停役や犠牲的ポジションに立ち苦悩する長女の姿がリアルに描かれている。物語を通して自らの生きづらさを客観視する人が増えたことも、このテーマへの関心を後押ししている。