カナダの有名動物10選!国獣ビーバーから絶景ツアー攻略まで徹底解説

カナダの有名動物10選!国獣ビーバーから絶景ツアー攻略まで徹底解説

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カナダの自然を語る上で外せないのが、歴史的にも文化的にも国を代表するアイコンとなっている動物たちです。水辺の建築家から森林の巨人まで、カナダならではの個性が際立つ代表種を見ていきましょう。

まず筆頭に挙げられるのが、カナダの国獣ビーバーです。体長約80〜100cm、体重20〜30kgにも達する大型の齧歯(げっし)類で、カナダの5セント硬貨の裏面にもその姿が刻まれています。17世紀から18世紀にかけてのカナダ開拓史は、ビーバーの良質な毛皮をめぐる交易が牽引したと言っても過言ではありません。鋭い前歯で倒木を集め、見事なダムを作り上げて自らの巣と池を創出するその姿は「生態系エンジニア」とも称され、水辺の環境保全に欠かせない存在となっています。

続いて、針葉樹林の奥深くで圧倒的な存在感を放つのがムースです。肩高だけで2メートル前後、体重は500〜700kgを超える個体も存在する世界最大のシカ科動物。頭部には扇状に広がる巨大な角(アントラー)を備えており、森林の中で突如姿を現したときの迫力は見る者を圧倒します。

ここで日本人旅行者が混同しやすいのが、ムースとヘラジカの違いです。生物学的な種としてはまったく同一(学名:Alces alces)であり、ヘラジカは日本語の標準和名、ムース(Moose)は北米で使われる英語名称を指します。ただし、北米で「エルク(Elk)」と呼ぶ場合はヘラジカではなく、やや小柄なワピチ(アメリカアカシカ)を指すため、現地での情報収集時には注意が必要です。

さらに、都市部の公園や湖畔でも頻繁に目にするのがカナダガンの生態と特徴です。黒い首と白い頬のコントラストが美しい大型のガンで、整然としたV字飛行で渡りを行う姿はカナダの季節の風物詩。人間に慣れているように見えますが、春先の子育てシーズンには縄張り意識が非常に強くなり、近づきすぎた人間に激しく威嚇突進してくることもあるため、適度な距離を保つ配慮が求められます。

渡辺 美咲
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渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。