人気が絶頂を極めていた2012年2月、悲劇は唐突に訪れた。深夜の首都高速で愛車の大型バイクを運転中、カーブを曲がりきれずに側壁へ衝突、約6メートル下の路上へ転落するという大事故。頭部骨折を含む重傷を負い、一時は意識不明の重体に陥った。
番組の継続をめぐり様々な憶測が飛び交うなか、制作陣と相棒の国分太一が下した決断は「ケンタロウの帰る場所を残すこと」だった。タイトルから冠を外し『男子ごはん』と改題しながらも、番組内のオープニングや空気感には常に彼の残り香が大切に守られていた。単なるビジネスライクな番組改編に走らず、相棒の回復を信じて待ち続ける姿勢は、視聴者の胸を強く打った。