今でこそ男性の育児休業取得が推奨されているが、つるのはその遥か先を行っていた。2010年と2016年に育児休暇を取得した際は、世間に大きな衝撃を与えたものだ。当時は「売れっ子タレントが仕事を休むなんて」という批判的な声も一部にはあったが、彼は「妻を一人にさせない」という強い意志でそれを実行に移した。
実際に主婦業を体験したことで、つるのは家事や育児の「見えない労働」の大変さを身をもって知ることになる。この経験が、妻に対する絶対的なリスペクトへとつながった。「手伝う」というスタンスではなく、「当事者」として家庭を回す。この意識改革こそが、夫婦の絆をより強固なものにした決定的な要因だった。