市販ルーで作るキーマカレーを「店レベル」に引き上げる最大のポイントは、水を一切使わない「無水調理」にある。玉ねぎやトマト、ひき肉から出る自然な水分だけでルーを溶かすことで、スパイスの香りと素材の甘みが何倍にも強調される。
基本の比率は、ひき肉300gに対して玉ねぎ1個、カットトマト缶(またはフレッシュトマト)半分、そしてカレールー2皿分。炒めた野菜と肉から滲み出たジューシーな旨味成分がルーと溶け合い、一口目からガツンと強いコクが口いっぱいに広がる。水を加えて薄める従来の手法とは一線を画す、濃密な味わいがクセになる。