水戸の新しい過ごし方として定着したのが、駅周辺に急増したマイクロスタンドの巡回だ。特に北口・南口それぞれのアプローチ沿いには、茨城県産の常陸野ネストビールを生タップで味わえるテイクアウト兼用のスタンドが暖簾を掲げる。
「特急の発車まであと25分あるなら、1杯だけ限定IPAを味わうのが地元通の嗜み」と、カウンターでグラスを傾けていた地元店主は微笑む。アルコールが苦手な人には、奥久慈茶を使ったラテや、常陸太田産のぶどうジュースを提供するスペシャルティコーヒースタンドも好評だ。サクッと飲んで、サクッと改札に向かう。この軽やかさが実に心地いい。