スター選手のように打撃タイトルを獲得したわけではない。それでも山田和利という選手がこれほど愛され、記憶され続けているのは、彼が「記録」ではなく「記憶」に残る選手だったからに他ならない。泥だらけになりながらもチームの勝利のために身を投げ出す姿は、数字以上の価値を持ってファンの心に刻まれていた。
息子の活躍をきっかけに、再びその偉大なキャリアにスポットライトが当たったことは、一人の野球人に対する遅すぎる正当な評価とも言えるかもしれない。ネットの海を漂う一枚の画像は、時を超えて人々の心を揺さぶり、親子の絆と、かつて確かに存在した熱い時代の記憶を私たちに伝えている。 (出典: 山田 和 利 画像(Yahoo!ニュース))