2012年3月31日、NHKホールで開催されたコンサートをもって、SDN48はメンバー全39名が一斉に卒業するという異例の形でグループ活動に幕を下ろしました。シングルセールスや劇場動員が好調だった最中での発表だったため、ファンの間では解散理由の真相をめぐって様々な憶測が飛び交いました。
公式には「それぞれのメンバーが次のステップへ羽ばたくため」と説明されましたが、背景にはAKB48グループ全体の急速な拡大に伴うマネジメントの再編や、深夜枠に特化したセクシー路線からの方向転換など、グループとしての役割を全うしたという運営側の戦略的判断があったと分析されています。突如として拠り所を失ったメンバーたちは、芸能界の荒波に単身で挑むこととなりました。
解散後、大堀恵や芹那、小原春香ら多くのメンバーがタレント、女優、あるいは結婚・出産を経て新たなライフステージを歩む中、野呂佳代の足取りも決して順風満帆ではありませんでした。劇場の看板を失った直後は仕事が激減し、厳しいオーディション生活や単発の仕事を泥臭くこなす日々が続きます。