週刊少年ジャンプの黄金期を支えた鬼才コンビ、大場つぐみと小畑健。彼らが描き出した「a-キラ編」は、かつての夜神月とは全く異なるアプローチで死神のノートを行使する主人公・田中実の物語だ。
武力でも復讐でもなく、「死神のノートをオークションにかける」という前代未聞の奇策。知略の限りを尽くした攻防は、かつてのライトとLの対決に勝るとも劣らない緊張感を生み出した。圧倒的な画力で描かれる死神リュークの不気味さと愛らしさ、そして現代社会のマネーゲームを皮肉ったプロットは、まさに大場・小畑ワールドの真骨頂と言える。