1970年代に入ると、タグのデザインは一変する。ブロック体ロゴが登場し、白地にネイビーとレッドの刺繍が施された2色タグが主流となった。この時期はブランドが急成長を遂げた時代であり、製品ラインナップも爆発的に増加した。
特に1980年代の2色タグ(通称「80s 2色タグ」)は、現在のアメカジ市場で最も需要が高い。名作トートバッグであるボート・アンド・トートのハンドル根元のステッチ構造や、キャンバス地の硬さとタグの仕様を照らし合わせることで、正確な製造年を特定できる。タグの下部に「MADE IN U.S.A.」の文字が誇らしげに記されているのもこの時代の象徴だ。