では、具体的にどれくらいの量を飲むのが適切なのだろうか。ハーバード公衆衛生大学院の調査研究や最新の栄養学的指針によれば、成人が1日に摂取するカフェインの安全圏はおよそ400mg以下(ドリップコーヒーで約3〜4杯分)とされる。
この範囲内であれば、体内の水分保持効果がカフェインの排尿効果を確実に上回る。一方で、普段まったくコーヒーを飲まない人が突発的に大量摂取した場合や、一度に500mgを超えるような過剰摂取を行った場合には、一時的な利尿作用が強く働き、一時的な水分ロスを生じる可能性がある。要は習慣性と量の調整が鍵を握る。