まちなか口(東口)のロータリーに足を踏み入れると、誰もがその圧倒的な存在感に足を止める。世界的なタイヤメーカー「ブリヂストン」の創業地である久留米を象徴する、直径5メートルを超える巨大な超大型オフロードナビゲーション用タイヤのモニュメントだ。この巨大タイヤは、職人魂と技術革新が息づくこの街のアイデンティティそのものである。
2026年に向けて進められてきた駅周辺の再開発事業により、駅前の利便性は一段と向上した。バリアフリー化された歩道やスタイリッシュなカフェ、地域特産品を扱う商業スペースが整備され、かつての昭和レトロな面影を残しつつも、都市機能としての洗練度が増している。歴史あるゴム産業の記憶と未来志向の街づくりが、この駅前広場で自然な形で調和を見せている。