この変化の背景には、外食チェーン各社が競って導入した店舗インフラの刷新がある。業界を牽引するあきんどスシロー、くら寿司、はま寿司の大手3社は、店頭における対面接客を最小限に抑えるセルフ自動案内システムを標準化させた。
利用者は入店後、チェックイン端末に人数「1名」と入力し、座席選択画面で「テーブル」をタッチするだけ。スタッフを介さないため、「1人なのにテーブル席を希望して気まずい思いをする」という心理的ハードルは完全に消失した。店舗側にとっても、デジタル端末が配席ロジックに基づいて自動管理するため、混雑状況に応じた公平で無駄のない誘導が可能となっている。