未来トランクスが生きる荒廃した世界に突如出現し、生き残ったわずかな人類を絶滅寸前まで追い詰めた謎の強敵。左耳に緑色の「ポタラ」を付け、悟空と全く同じ容姿を持ちながら邪悪な笑みを浮かべることから、トランクスたちによって「ゴクウブラック」と名付けられました。
悟空と全く同じ姿をしている理由、その真相は「第10宇宙の界王神見習いであるザマスが、悟空の肉体を精神ごと乗っ取った姿」です。本物の悟空が悪に染まったわけでも、クローンや偽物のアンドロイドが作られたわけでもありません。中身は完全に「神」であるザマスそのものでした。
元々は界王だったザマスは、卓越した武術の才能と高潔さを評価され、第10宇宙の界王神・ゴワスの下で修業を積んでいました。しかし、争いを繰り返す人間(知的生命体全般)に対する不信感を募らせていたところ、第7宇宙の孫悟空と出会います。神の領域に匹敵する力を持つ人間に手合わせで圧倒されたことで、ザマスの抱えていたプライドと人間への嫌悪感は決定的な憎悪へと変貌していきました。