秋のプロ野球ドラフト会議を見据え、12球団のスカウト幹部たちが全試合に密着している。すでに複数球団が「1位指名候補」としてリストアップしているトップ評価の選手は、投打において圧倒的な数字を残してきた実績を持つ。甲子園という大プレッシャーの舞台でいかに自分のパフォーマンスを発揮できるかが、最終的な評価を決定づけることになる。
しかし、甲子園は一瞬で評価が跳ね上がるシンデレラストーリーの舞台でもある。地方大会ではノーマークに近かった無名校のエースや、夏直前に急成長を遂げたスラッガーが、甲子園の全国放送のなかで覚醒するケースは珍しくない。プロの眼力をもってしても予測不能な「大化け」を果たすダークホースが誰になるのか、ファンの議論は尽きない。