球界全体の収益構造の変化も、選手たちの権利議論と切り離せない。DAZNなどの動画配信プラットフォームによる放映権ビジネスの拡大は、球団の資金力向上をもたらした一方で、コンテンツの主役である選手への還元という新たな問いを突きつけている。
グッズ販売や肖像権、デジタルコンテンツにおける収益分配の明確化について、選手会は一貫してNPB側に働きかけを続けている。配信市場の拡大に伴い、個人の知名度やリセールバリューが直接的な収益源となる時代において、選手自身の権利保護と知的財産管理は、球団運営のあり方そのものを変革しつつある。