試合やイベントがない平日、この空間は全く異なる顔を見せる。市民の健康づくりと、万が一の災害に備えるレジリエンスの拠点だ。
トラック周辺は早朝からジョギングやウォーキングを楽しむ市民で賑わい、スタンド下のスペースを利用したインドアスポーツエリアでは、高齢者向けの健康教室や未就学児のキッズスクールが連日開催されている。また、地下には大規模な防災備蓄庫と自家発電設備が整備され、災害発生時には指定緊急避難場所として機能する設計がなされている。非日常の感動を生み出す場所でありながら、日常生活に深く根ざしたインフラとしての存在感を強めている。