高度経済成長期に建設された高速道路網が建設後半世紀以上を経過し、日本全国で大規模なリニューアル工事が本格化している。2026年は特に床版取替工事や耐震補強工事が各地で重なり、車線規制が長期間にわたって実施されているエリアが目立つ。
2車線から1車線へと絞り込まれる合流部では、交互通行を意識しない急な割り込みが事故を誘発し、致命的な通行止めや超大規模な延滞へと発展するケースが絶えない。インフラの安全性を維持するためのメンテナンスと、スムーズな移動の確保という二律背反の課題に、道路事業者は直面している。