日本プロ野球名球会は1978年に設立されて以来、数々の大打者・大投手を迎え入れてきました。現在の名球会 歴代会員には往年の名選手から平成・令和のスターまでが名を連ねていますが、入会資格(通算2000安打、200勝、250セーブ)を満たしながら入会していない、あるいは過去に辞退・退会した選手も少なくありません。
まずは、名球会に所属していない、または一筋縄ではいかなかった主なレジェンドたちを整理します。
【主な辞退者・未加入者・退会経験者一覧】
- 落合博満(元ロッテ・中日ほか/通算2371安打):資格達成時に入会を明確に辞退。歴代で最も有名な「拒否」の事例。
- 榎本喜八(元毎日・大映ほか/通算2314安打):名球会設立時にすでに引退していたが、加入せず生涯距離を置いた。
- 門田博光(元南海ほか/通算2566安打):2000安打達成当初は態度を保留・固辞していたが、後に翻意して入会。
- 野茂英雄(元近鉄・ドジャースほか/日米通算201勝):200勝達成当時は入会しなかったが、2013年に名球会規約改正を経て正式入会。
- 江夏豊(元阪神・広島ほか/通算206勝・193セーブ):初期メンバーとして加入したものの、私生活のトラブルや不祥事により退会。
- 大正生まれ以前の2000安打・200勝投手たち:川上哲治氏(2351安打)や別所毅彦氏(310勝)らは、設立当初の「昭和生まれ以降」という規約によってそもそも対象外とされていた。
このように、「資格を満たせば全員が喜んで入る」というわけではなく、個々の選手が抱く信条や当時の人間関係によって、その選択は大きく分かれました。