高市氏の学生生活を語るうえで欠かせないのが、バイクとともに熱中していたヘヴィメタルのドラマーとしての活動です。昼間は愛車のZ400GPで六甲山のワインディングや阪神間の道路を颯爽と走り抜け、夜になるとライブハウスやスタジオでヘヴィメタルのパワフルなリズムを刻み続けるという、まさにロックで破天荒な学生生活を送っていました。
ドラムで鍛え上げられた強靭なリズム感とフットワーク、そしてバイクの操縦で培われた卓越した集中力とバランス感覚は、まさにこの時代に培われたものです。長距離ツーリングにも積極的に出かけ、関西圏にとどまらず各地へ単車を走らせた経験が、後のタフな政治活動を支える基礎体力となったと伝えられています。
当時の関西学生シーンでも、女子大生が400ccの重量級ネイキッドを軽々と乗りこなし、ハードロックバンドの屋台骨であるドラムを担当する姿は異彩を放っていました。周囲の目を気にせず己の好きなカルチャーに全力で没頭する姿勢は、現在の政治信条やブレない姿勢の原点と言えます。