この日のマウンドで圧巻の投球を披露したのは、ベテランの域に達してますます凄みを増すダルビッシュ有だ。変化球のキレ、カウントの取り方、そして要所で見せる最速のフォーシーム。ミルウォーキーの強力打線を相手に、6回まで相手に本塁を踏ませない完璧なピッチングを見せた。
そしてセットアッパーとしてマウンドに上がった松井裕樹の存在も際立った。ピンチの場面で投入された松井は、得意のハイチェンジアップとキレのあるスライダーで連続三振を奪い、ブルワーズの反撃の芽を摘み取った。日本が誇る二人の投手が魅せた継投リレーは、現地のアナリストからも「ゲームの流れを完全に決定づけた」と絶賛されている。