恩師の死という耐えがたい悲劇を前に、最も深い傷を負ったのがIQ200を超える天才戦術家・奈良シカマルだった。アスマは生前、シカマルと将棋を指しながら「木ノ葉の『玉』とは誰か」という問いを投げかけていた。アスマが命と引き換えに遺した最期の誓いによって、シカマルはその解に到達する。
「玉」とは火影でも大名でもなく、これから里を背負っていく「これから生まれてくる子供たち」のことに他ならなかった。師の遺志と、アスマのお腹に宿っていた新しい生命を守るため、シカマルは冷徹なまでの復讐劇へと立ち上がる。この精神的成長こそが、後に彼を木ノ葉の要へと押し上げたのだった。