すべてのじゃがいもで皮を徹底的に剥かなければならないわけではありません。状態と鮮度を見極めれば、皮ごと食べることで栄養価を最大限に引き出すことができます。
春先に収穫される「新じゃが」は、皮が非常に薄く、水分を多く含んでいるため、原則として皮むきは不要です。たわしやアルミホイルで表面の土を洗い流すだけで、そのまま素揚げや煮転がしに活用できます。皮の直下には食物繊維やポリフェノール、ビタミンCなどが豊富に含まれており、皮ごと加熱することで栄養の流出を防ぎ、豊かな風味を楽しめます。
ただし、皮ごと食べる場合でも「光に当たって緑色になっていないか」「長期間保管して芽が出ていないか」の確認は欠かせません。収穫から時間が経った完熟の貯蔵じゃがいもは皮が硬くえぐみも出やすいため、適切に皮を剥いて調理するのが美味しさを引き出すポイントです。