この一連の騒動を受け、RIZINは日本の格闘技プロモーションとして前例のないレベルでドーピング防止体制の刷新と規定改定に乗り出しました。
主な改定・強化ポイントは以下の通りです。
1. 競技外検査(Out-of-Competition Testing)の導入推進
従来の「試合直後の検査」のみならず、トレーニングキャンプ期間中における抜き打ち検査(競技外検査)の実施体制を整備。これにより、試合直前に薬物を抜く「サイクル調整」を抑止する仕組み作りが始まりました。
2. 罰則規定の大幅な厳罰化
万が一陽性反応が出た場合のペナルティとして、従来のファイトマネー没収やノーコンテスト判定に加え、長期の出場停止処分や多額の違約金請求など、プロ選手としてのキャリアに直結する厳罰規定が明文化されました。
3. 選手・ジムへのアンチ・ドーピング教育の義務化
市販のサプリメントに禁止成分が混入する「うっかりドーピング」を防ぐため、第三者認証を受けた製品の推奨や、選手・トレーナー向けの講習会を定期開催する方針が打ち出されました。