日中はなんともなかったのに、なぜ眠っている最中に突然お腹が痛くなるのか。これには人間の自律神経の働きが深く関わっている。
睡眠中、私たちの体はリラックスモードである「副交感神経」が優位になる。このとき、胃腸の動きは活発化する。日中に溜め込んだストレスや、消化しきれなかった食べ物が、夜間になって一気に腸を刺激するのだ。特に冷房による寝冷えや、冷たい飲み物の過剰摂取は、腸の異常収縮を引き起こす引き金になりやすい。
さらに、睡眠中は水分が失われやすく、腸内環境が不安定になりがちだ。これらの要因が重なり合うことで、深夜の突然の激痛と下痢が引き起こされる。