全駅への可動式ホーム柵(ホームドア)設置が完了したことで、線路への転落事故や飛び込みといった最悪のトラブルは大幅に減少した。しかし、だからといってダイヤが完璧に守られるようになったわけではない。2026年の今、新たな課題として浮かび上がっているのが「乗降時間の超過」と「車両機器のマイナートラブル」だ。
駆け込み乗車によるドア再開閉が1回発生するだけで、後続列車は30秒から1分のアオリを受ける。高密度運転を行っているピーク時間帯では、この数十秒のズレが数分、数十分の遅延へと膨れ上がる。また、最新型車両の導入が進む一方で、旧型車両や乗り入れ他社車両のシステム不具合が散発的に影響を与えるケースも後を絶たない。