シャトレーゼ転売カフェの真相と法的問題|なぜ発覚し炎上したのか

シャトレーゼ転売カフェの真相と法的問題|なぜ発覚し炎上したのか

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事態を重く見たネットユーザーからの問い合わせに対し、シャトレーゼ側はどのようなスタンスを取っているのか。同社は公式通販サイトの利用規約や各種ガイドラインにおいて、以前から営利を目的とした転売行為や再販売を明確に禁止している。

関係者への取材や同社の過去の公表姿勢を総合すると、メーカー側の基本方針は一貫している。シャトレーゼは「自社製品は徹底した品質管理と温度管理のもと、直営・フランチャイズ店舗を通じて適正価格で安全にお客様へお届けすること」を最優先としている。外部の第三者が無断で買い付け、どのような衛生環境で再提供されているか把握できない状態は、万が一の健康被害が生じた際にブランド全体の信用を失墜させかねない。

一方、騒動の渦中に立たされた問題のカフェは、ネット上での店舗特定とGoogleマップのクチコミ欄への低評価(星1つ)の書き込みが殺到。電話対応のパンクや予約のキャンセルが相次いだ。その後、SNSアカウントを突如非公開にし、店頭には「当面の間、臨時休業いたします」との張り紙を出して事実上の営業停止に追い込まれた店舗も確認されている。

現地を取材した関係者によると、営業再開を果たしたケースでもケーキの提供を完全に中止せざるを得なくなったり、客足が戻らずにそのまま閉店や屋号変更を余儀なくされた例がほとんどだ。目先の仕入れの手間を省き、利ざやを稼ごうとした代償は、長年かけて築くべき地域での信用崩壊という形で支払われることになった。

橋本 菜々子
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橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。