音ゲーシーンにおいて、cosMo@暴走Pという存在は常に限界の壁を打ち壊してきた。『初音ミクの消失』でボカロシーンに高速詠唱の疾走感をもたらした彼は、やがてゲーム音楽の領域でも狂気的な高難易度曲を次々と連発する。その中でも『モノクロボイス』は、メロディの美しさと譜面の悪魔的な複雑さが同居する稀有な傑作だ。
アーケードゲームとして絶大な人気を誇る『太鼓の達人』に投入された際、プレイヤーコミュニティには衝撃が走った。超高速の連打、視覚を揺さぶるスクロール速度の変化、そして配置の嫌らしさ。単に速いだけではない。リズムの裏をかくような配置が、挑戦者のコンボをことごとく断ち切るのだ。