純子さんの素顔を知る上で欠かせないのが、兵庫県芦屋市での暮らしと、息子への並々ならぬ献身の物語だ。
実業家の夫・一男さんとともに築いた家庭は裕福であり、一見すると華やかなセレブライフそのものに見える。だが、その裏にあったのは、アスリートの母としての過酷な日常だった。
幼少期から「相撲で頂点に立つ」という息子の夢を支えるため、彼女が担ったのは徹底した食生活の管理だ。毎日キロ単位で消費される肉や魚を調達し、厳しい稽古から帰る息子のために腕を振るい続けた。月間の食費が数十万円に上ったというエピソードは有名だ。あの可憐な姿の裏には、息子の夢を命がけで支える力強い母親の覚悟が秘められていた。