東京アナウンス室で約6年間にわたり第一線で活躍した後、佐々木アナは2017年に地元である静岡放送局へ異動となります。エース級アナウンサーの地方異動はファンの間でも話題を呼びましたが、本人は故郷の地域医療や地域活性化、防災報道などに深く切り込み、ローカルジャーナリズムの現場で真摯に取材を続けました。
しかし、静岡での勤務を経て、佐々木アナは長年勤めたNHKを退職する決断を下します。画面で見かけなくなったことで「体調不良か」「寿退社ではないか」といった様々な憶測が飛び交いましたが、退職の決定的な理由は「組織の枠を超えて、自身が信じる社会課題の解決や新しいコミュニケーション事業に挑戦したい」という強い独立心によるものでした。
公共放送のキャスターとして全国に情報を届ける中で、メディアが果たすべき役割や、個人として直接社会や地域コミュニティに伴走したいという思いが芽生え、円満退社という形で次のステージへ進むこととなりました。