多くのドライバーが混同しやすいのが、四角い形状をした検査標章(車検シール)との違いだ。これらは役割も根拠法もまったく別の存在である。
四角いシールは、国土交通省や軽自動車検査協会が発行する公的な標章であり、自動車が国の保安基準に適合している(車検に合格している)ことを証明するものだ。これに対して、丸いシールは日本自動車整備振興会連合会が商標登録を行っており、国が定めた法定定期点検整備(12ヶ月点検・24ヶ月点検)をプロの自動車整備士が実施したことを示す認証ステッカーである。
四角いシールを貼らずに公道を走ると、50万円以下の罰金が科される厳しい法的義務が存在する。しかし、丸いシールは点検実施の証明であって表示義務そのものは存在しない。期限が切れた時点で速やかに剥がすのが正しい取り扱いだ。