データ移行時のトラブルで最も多いのが、転送途中の容量オーバーとファイル名エラーによる同期停止です。OneDriveデータ移行失敗しない注意点として、作業開始前に以下の3点を必ず点検してください。
第1に、OneDriveデータ移行容量不足の対処法です。OneDriveの無料プラン(5GB)から移行する場合や、既存プランの上限に達しそうな場合、移行先ストレージの空き容量を事前に確認する必要があります。容量が足りない場合は、不要な「バージョン履歴」の削除やゴミ箱の完全消去を実施するか、移行作業期間中のみMicrosoft 365 BasicやPersonalへ一時的にプラン変更するのが現実的な解決策です。
第2に、禁則文字とパス長の制限です。ファイル名に ` " * : < > ? / \ | ` などの半角記号が含まれている場合や、フォルダ階層が深すぎてファイルパスが400文字を超える場合、OneDriveは同期を拒否してエラーを返します。移行前にファイル名を簡潔に整理しておくことがトラブル回避の近道です。
第3に、ローカル外付けHDD等への一時退避です。クラウドサービス間の移行であっても、同期の競合(コンフリクト)でファイルが破損・消失するリスクはゼロではありません。万が一に備え、最重要データだけでも外付けSSDやUSBメモリにオフラインバックアップを作成しておくことを強く推奨します。