彼のキャリアを語る上で欠かせないのが、世界中で熱狂的なファンを生んだ『王様戦隊キングオージャー』での挑戦だ。演じたジェラミー・ブラシエリは、2000年の歴史を紡ぐ語り部であり、人間とバグナラクの血を引く複雑な背景を持つキャラクターだった。
時代がかった独特の言い回しや、芝居がかった仕草の中に悲壮感と愛嬌を同居させるという難役。池田はこれを完璧に自らのものとし、毎週SNSのトレンドを席巻した。「行間を読ませる芝居」と絶賛されたあの表現力こそが、現在の八面六臂の活躍へとつながる揺るぎない土台となっている。