紅茶を語る上で外せないのが、歴史を彩ってきた世界三大紅茶の存在だ。しかし、それぞれのキャラクターを正しく把握している人は案外少ない。
「紅茶のシャンパン」と評されるインドのダージリンは、爽快な香りと澄んだ水色が特徴で、ストレートで嗜むのが至高とされる。一方、同じインドでも低地で育つアッサムは、濃厚なコクと麦芽のような甘いアロマを持ち、ミルクティー(チャイ)のベースとして不動の地位を誇る。スリランカのハイグロウン(高地)で育つウバは、メントールにも似た爽快な特有の「ウバフレーバー」が最大の武器だ。これらの基本銘柄を知ることで、自分の好みの軸がくっきりと見えてくる。