ドライフラワーは半永久的に持つと思われがちですが、美しく楽しめる寿命の目安は半年から1年程度です。時間の経過とともに色が褪せ、花びらがぽろぽろと落ちやすくなってきたら取り替えのサインとなります。
劣化を早める最大の敵は「湿気」と「紫外線」です。梅雨時や夏場の多湿環境ではカビの発生リスクが跳ね上がります。カビを防ぐためには、直射日光が当たらず風通しの良い場所に置くことが大前提です。密閉度の高いガラスケースで飾る場合は、底に目立たないようシリカゲル(乾燥剤)を少量忍ばせておくだけで防カビ効果が劇的に高まります。
また、長く飾っていると避けられないのがほこりの付着です。繊細なドライフラワーは手で払うと花びらが崩れてしまうため、ドライヤーの最弱冷風を遠くから当てて飛ばす方法が効果的です。細かい隙間に溜まったほこりは、柔らかいメイクブラシやエアダスターを使って優しく取り除きます。月に1回程度このメンテナンスを行うだけで、くすみのないクリアな風合いを長く保つことができます。