他球団が巨額の資金を投じてFA補強に走る中、広島は一貫して独自の育成路線を貫いている。この姿勢に対しても、ネット上ではリスペクトの声が絶えない。無名に近い存在だったスカウトお墨付きの選手が、数年後に一軍のマウンドや打席でヒーローになるストーリーは、判官贔屓(ほうがんびいき)のネット民にとって格好のコンテンツだ。
「金で勝つのではない、育てて勝つ」。この伝統的な美学が、令和のデジタル社会においてもなお強い共感を呼んでいる。スカウト陣の眼力に対するスレッドでは、過去のドラフト指名一覧を振り返りながら、その先見の明を称える書き込みが後を絶たない。