財布を完全に分ける「ペア口座」や個別管理が定着した現在、これが関係悪化の隠れみのになるケースが増えています。夫婦仲が冷え込んでいる女性は、将来の離婚や別居を見据え、極端に自分の資産を守る動きを見せ始めます。夫にお金を頼ることを嫌い、日用品の買い出しすら1円単位で割り切ろうとする傾向があります。
「お金の切れ目は縁の切れ目」とはよく言いますが、家計の透明性が失われることは、家族としての共同経営感覚を失うことと同義です。お互いの収入や貯蓄額を知らないまま、ただ同じ屋根の下で暮らす「シェアハウス状態」は、破綻へのカウントダウンを早める要因になります。