1999年春、小泉進次郎氏は関東学院大学経済学部に入学した。父・小泉純一郎氏が首相として圧倒的な世論の支持を集めていた時期と重なる。神奈川県横須賀市で生まれ育った彼にとって、地元横浜に位置する関東学院への進学は、地域との繋がりを重視する政治家一族として極めて身近な選択肢であった。
大学時代の彼はラグビー部に所属し、白球と汗にまみれるスポーツ中心の生活を送っていた。当時の同級生によれば、教室で学術的な議論を引っ張るタイプというよりは、仲間思いで場を盛り上げるムードメーカーだったという。偏差値の数字だけで言えば決して突出した難関校ではない。しかし、地元の支持者や一般市民と同じ目線で語り合う「人間味」は、まさにこの関東学院での学生生活で育まれたものだ。